ゲーミングディスプレイ Inzone M9

4Kのゲーミングディスプレイ

ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムをやると意気込んでいたのですが、その後に発売されたファイナルファンタジー16に夢中になり、ゼルダ姫の捜索が完全にストップしています。

そして、ついに買ってしまいました。4Kのゲーミングディスプレイです。ソニーのInzone M9です。去年の7月の発売日に予約して購入していたのですが、不具合が多くて返品していました。

その後、バグが解消したみたいなので安くなるまで待っていたところ、今回、ついに安くなったので購入です。

ゲーミングディスプレイに10万円以上かけるのはなかなか厳しいので、数年がかりで貯めた家電量販店のポイントで交換しました。もともと、ニンテンドースイッチの有機ELモデルとかPS5とかでポイントを使うつもりで貯めていたのですが、抽選で当たらなくて他のお店で買ったのでずっと貯まり続けていたんですよね。

ディスプレイを変えたら回避の猶予時間が伸びた

ニンテンドースイッチ用にはフルHDのゲーミングディスプレイを使っていたのですが、PS5には4K解像度を優先して、ゲーミングディスプレイではないモニターで遊んでいました。今回、4Kのゲーミングディスプレイに変えたことで全然違います。

FF16はアクションRPGで、しかも、基本的に敵の攻撃をガードできず、タイミングを合わせて回避する必要があります。そして、早すぎるタイミングで回避ボタンを押してしまうと、回避後の硬直に攻撃が直撃するように調整されています。

もともと使っていたモニターだと、敵の腕とか剣先とか尻尾が動きはじめてから回避ボタンを押しても回避が間に合わないことが多く、先読みでボタンを押していました。回避ボタンを早く押しすぎて後隙を刈られることも多々ありました。笑

ゲーミングディスプレイを使うと、敵の動きはじめを見てから回避ボタンを押すまでの猶予時間が増えていることを実感しますね。とはいっても、0.1秒くらいの違いなので、ゲーミングディスプレイに変えたからと過信して敵の攻撃を引き付けすぎると思い切りダメージを受けてしまいますが。

アクションゲームを良く遊んでいたスーパーファミコン、ニンテンドー64の時代だと液晶のモニターはまだ全然存在していなくて、ゲーム機をつなぐのはブラウン管のテレビでした。ブラウン管のテレビだと遅延がほぼ無かったのでモニターの差はほとんど気にしておらず、S端子があるかどうかくらいしか気にしていませんでした。

アクション時のラグがかなり大きいウィッチャー3とか、通信対戦時の遅延がめちゃくちゃ大きいスプラトゥーン3とかであればモニターの遅延よりもゲーム自体の遅延が大きいのでモニターの差による影響は小さいですが、アクションゲームを遊ぶときはゲーミングディスプレイを使ったほうがよさそうです。

inzone M9の良いところ、悪いところ

FF16は1周目をHDR非対応のゲーミングディスプレイですらない4Kモニターで遊び、2周目をHDR対応ゲーミングディスプレイのinzone M9で遊びました。

inzone M9はHDRが有効な場面だと特にキレイです。FF16自体、HDRに最適化されているので、HDRに対応していないディスプレイだと画面がとても暗く感じます。しかも、FF16は暗い場所が多くて、HDRだととても映える場面が多いのですが、通常のディスプレイだとひたすら暗いです。

inzone M9の悪いところは「信号のスキャン」がちょくちょく始まることですね。PS5のメニュー画面でゲームを選んで、ゲームを始めるときも何故か「信号のスキャン」が始まってしまいます。あとは、あくまでゲーム用のディスプレイですので、仕事用にWindowsのPCをつないでExcelとかWordを表示するのは苦手です。

解像度を4Kのままであれば普通に表示されますが、文字が小さいからと解像度を2Kとかに変えるとぼやけました。